②DEAD EYED SPIDER - SHOW ME YOUR BLOOD 最近無料で簡単にチェック出来るが為に 若者向けの音楽を少し聴きすぎた ワシにはこういう骨太な古典ヘヴィネスサウンドが丁度良い 揺れ戻し効果を生んでくれる 歌い手の千田が凄いパフォーマンスを見せてくれる もっと有名になれる逸材だ メルローズのギターがミュージシャンとして生きていたとは感激です
①AIRRAID - Armed Children 青春時代を支えてくれた国産スラッシャー 結局メジャーデビューの夢は叶わなかったが 思い出は色あせない ベトナムみたいにウルトラCで音源が世に出るパターンもあるので 密かに期待をしております
②Genoa - The End With Begin 独自でイベントなどを開き国産ハードシーンを支えた彼等 ハードコアファンからもスラッシュメタルファンからも愛される 真正クロスオーバーサウンドを轟かせた 今日までごく一部のマニアにしか知られていないのは残念でならない METALLICAサイコー いつものMegadeathですと大嘘をこく知ったかぶり連中には出会うが 彼等の口からゲノアの名前が出ることは永遠にない BURRN!低評価は仇となったろう 口惜しい ワシはこの野心に満ちあふれた20曲で40分チョイのランニングタイムに 詰め込まれた熱意に耳が奪われる
①Subhumanrace - Screaming,Hate is Rising ヴォーカルが絶叫系なので好みが分かれる 日本人らしいメロセンスもギリギリでイモ臭い そこが評価を分ける最大のポイント こうなるとシージャ率いるVOLCANOの凄さに身震いさせられた あそこまで極めたのは大変だったろう
②Jurassic Jade - A Cradle Song このバンドの出会い それは3曲入のEPにおける衝撃 今なおモデルチェンジを繰り返しながら 人間の暗部に容赦なく触れていく 昔ある曲の歌詞で”こすれこすれ猿をこすれ”で爆笑したという 語彙力の低い人間に出会ったことがあるのだが ああいう輩には一生彼等の音楽性は届かないだろう
③Gabish - The End Of The World 1995年に待望の1stをリリースした もし彼等が80年代のアルバムを世に送り出したならば どうなっていたのか 音楽性も含めもっと違う形だったかも知れない このアルバムを聴くとバンドメンバーのバックボーンを思い出す TVチャンピオンの激辛選手権で優勝している場合じゃないぞ
①Alcatrazz - No Parole from Rock 'n' Roll 音源が届く前はグラハム・ボネットのバンドという紹介だったが 蓋を開けてみてビックリ だれだこの独創的なギターテクニックを披露するギタリストは ジミー・ウォルドーとゲイリー・シェアにとってはしてやったりだろう クラシカルなフレーズは水晶の如き繊細さと煌びやかさがあると絶賛 聴き手も納得の大興奮となった グラハムのJET TO JETやTO YOUNGで存在感を見せたが 主役は完全にイングヴェイである 一部のセンスの欠片もない批評家&ラジオDJからは感情のないテクニックのひけらかしと 無能な批評を行い信頼を失ったモノいる 今聴いてもこの美旋律を規格外の高速プレイで弾き倒す しかも繊細なタッチでだ 彼がいかに正確無比なプレイを行っているのか驚嘆である グラハムを脇に追いやったイングヴェイ恐るべしである センスって重要だよな 批評家に乗っかり引っ込みのつかない人生だけは送りたくない
②Alcatrazz - God Blessed Video スティーブ・ヴァイという天才がメタル界隈でも認知された一枚 イングヴェイと比較されたのは心外だったろう 彼は全く違うアプローチで多くのギターキッズをノックアウトした 前作で主役を奪われたグラハム・ボネットも躍起になっていますよ それでもヴァイの超絶タッピングを味わえるオープニングナンバーや 疾走ナンバーのストリッパーはヴァイの独壇場 気がつけばジミー・ウォルドーとゲイリー・シェアそしてヴァイにより やりたい放題である 曲も書けないグラハム・ボネットでは仕方が無いけどね 過大な評価を受けるグラハムだが 彼は歌うだけだ
③Ozzy Osbourne - BILZZARD OF OZ オジー・オズボーンという強烈な個性 あののっぺりとした歌声は一度聴いたら忘れられない 歌が上手いと評価された事はない人生だったが キャラクターがそれを補った しかし今作を彩るのはランディ・ローズであろう I DON'T KONWのリフなんて教科書だもんね ランディのセンスが爆発したのはMR.クロウリーでしょう 1stソロと2ndソロの対比 あの狂おしい旋律に胸焦がれます 主役はランディ オジーがもうチョイ表現力のある歌い手ならばね 人気投票じゃないで 実力無き者を知名度で持ち上げることは出来ない
④DEEP PURPLE - BURN 無名の新人デイヴィッド・カヴァーデイル 少々野暮ったいブルース系のシンガーなのだが そのキャリア不足を尻目に圧倒的な存在感を放つのが グレン・ヒューズ ホント容赦無しに実力差を見せつけてきます 表題曲BURNのグレンのパートが大好きですね それ以外でもグレンは良い仕事をします ベースも個性的で新生パープルサウンドに貢献 グレンなくして今作は成立しないというパートが多い カヴァーデイルだけでは頼りないのだ You Fool No Oneとかもグレンだよね Might Just Take Your LifeもLay Down, Stay Downも Sail Awayもグレンがいるからカヴァーデイルが生きる ちなみにMistreatedもグレンが歌うソウルフルなヴァージョンの方が好きですね グレン・ヒューズ恐るべし
①TURBO - The History 1980-2005 TURBOの歴史を網羅したベストオブベストな音源集 新旧の魅力をギュッと詰め込んだ激レア盤 東欧のレジェンドバンドによる圧巻のパフォーマンス 選曲の良さも手伝い興奮の坩堝ですよ 2005年のイベントもスゴイが 昔の映像を堪能できるのも魅力 日本にいてはまだまだ未開のポーランドのメタルシーン ミュージックライフや渋谷陽一のラジオをパクっていては 絶対に知り合えないバンドであろう
②Black Sabbath / Blue Öyster Cult ー Black & Blue ブラジル盤の怪しげなDVDが2004年にリリースされましたが 国内版のリリースがないのが残念 ワタクシもビデオテープをデジタル化して所持しているだけなので もうそろそろ正式な作品が欲しいのだが ロニーも死んだしブラックサバスって名乗るのが権利の関係でムズイんだよな この作品両者の良いとこどりで見る価値あるんだけどな ヴィーニー・アピスのシャープでメタリックなドラムがモダンさを加えましたね ロニーとオジーを比較するのは論外 キャラと実力者 どっちが上かなど無用 ロニーが参加することで一段上のバンドになりましたね
③TESTAMENT-Live At Dynamo Open Air 1997 曲数もすくないけど1997年の彼らの雄姿を拝める貴重なテイク 先行公開した曲もあるし お楽しみ感はある 彼らのようなビックネームでも持ち時間は少なかったということですね 妙に生々しい音像がリアルなライブ盤だということを物語っています こういうのが好きな人も多いでしょう マニア泣かせですよね 個人的には避けてきた時代の大人だけに感慨深いものがあります
④RAINBOW - JAPAN TOUR '84 オーケストラとの共演も果たした渾身のライブ 個人的には素晴らしいショーだったのですが やっぱりジョーの腰からぶら下げているものが 手拭にしか見えないのが欠点 日本人以外の人はそう感じないでしょうけどね このラインナップがこれで終わりとは考えられませんよね それくらい充実したショーでした
⑤Bonfire - Fireworks Still Alive 名盤を中心とした貴重なライブ 少々曲数が多いのだが ある意味ベストアルバム的なお楽しみがある 彼らも歴史がありライブ盤はいくつも出しているのだが こういう名盤に特化したつくりは悪くない
②Exodus ー British Disaster: The Battle Of '89 (Live At The Astoria) 24年に突如リリースされた幻のライブ盤 初期の頃のライブだけに選曲がピュアスラッシュ このバンドの魅力が詰まっていますよね 湧き上がるスラッシュムーブメント ヘアメタル勢へのアンチテーゼとして台頭するのだが スピードを求めることがダサい時代がやってきた 90年代を前に熱の籠ったパフォーマンスを堪能できる
③SAXON - Hell, Fire And Damnation ブライアン・タトラーを迎えた新生サクソンのライブ ちなみにブライアン・タトラーは速い曲が苦手ではありません これだから複数アカウントは質が悪い 英国の伝統を今に伝えるガチンコメタル その質実剛健としたサウンドに唸りますね アメリカンナイズドと日本で叩かれた時代の曲は完全にレパートリーとして外せません Power and the GloryとCrusaderは代表曲です
①VEIL - 鹿鳴館 ALL NIGHT METAL PARTY 84 TO 85 日本人好みの哀愁たっぷりのメロディ 日本のギターが程よく絡みある パワフルなドラムもバンドの推進力となり機能 結局メジャーデビューの夢は叶いませんでしたが こういう音楽性好きだよなぁ Devil Womanのような明るめの曲よりも ダークテイストのあるサウンドに惹かれますよね
②REACTION ー 鹿鳴館 ALL NIGHT METAL PARTY 84 TO 85 メジャーデビュー後はドンドン ライトなアメリカンロック志向を打ち出しましたが この時代は泣きのギターを軸に パワフルなリズム隊がバンドサウンドを支える叙情派路線だった いかにも日本人的なメロセンスを生かしたバンドサウンド 岸本の歌メロも好きですね
③FLYING VISION - 鹿鳴館 ALL NIGHT METAL PARTY 84 TO 85 元祖ガールズメタルバンドですよね まだまだ女性だけのバンドに理解がね いまだに偏見もっているアホウもいますよ 実力派のメンバーが揃った男に舐められない本格派でした 女性ならではのしなやかさが音楽性にも反映 歌も上手くレベルの高い楽曲と演奏で魅了 好きだったなぁ シンガーの田中はサブリナでメジャーデビューを果たすも 彼女の全力を見せられたかは疑問だ
④Murbas - 鹿鳴館 ALL NIGHT METAL PARTY 84 TO 85 結局メジャーデビューの夢は叶わなかったムルバス 関東メタルシーンを語る上では外せないバンドだった 二見学も良かったよ オミーはDEVILSでメジャーデビュー 広瀬はイエローモンキーで大活躍です
⑤Lizzy Borden - The Murderess Metal Road Show Live ショックロックバンドという事でもっと色物的なステージかと思ったら シャープでタイトな演奏 少々走り気味なのが逆にライブらしい荒々しさと勢いを感じる アルバムよりもずっと攻撃的 これぞライブだ シンガーのコスプレタイムは少々苦笑いだが ステージは超一流 アメリカのアーティストは一流の腕前がないとメジャーデビューできない健全さがあった ヘアメタル全盛の時代がダメにしたんだよなぁ