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Ash Ra Tempel / ASH RA TEMPEL (うにぶ)
Live at KK's Steel Mill / MAGNUM (失恋船長)
In Search of Ancient Gods / ABSOLUTE ELSEWHERE (うにぶ)
Life in the Wires / Frost* (cri0841)
MacArthur Park / A Tramp Shining / RICHARD HARRIS (火薬バカ一代)
A Tramp Shining / RICHARD HARRIS (火薬バカ一代)
Touch and Go / Emerson, Lake & Powell / EMERSON, LAKE & POWELL (失恋船長)
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Theme from the Burning / The Burning / RICK WAKEMAN (火薬バカ一代)
The Burning / RICK WAKEMAN (火薬バカ一代)
Jeanne D'Arc / Destination / ELOY (火薬バカ一代)
Destination / ELOY (火薬バカ一代)


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Ash Ra Tempel / ASH RA TEMPEL

酩酊してぼんやりトリップしたい時に重宝するアルバムです。ほどよく刺激的で、我に返らせるような印象的メロディも出てこない、グチャドロ音楽。
余計な色気を出さずに振り切ったままなところがいーのです。
轟音で流して溺れるもよし、静かにかけておいて眠るもよし。
古びませんね。

うにぶ ★★ (2025-05-03 22:47:23)


Dabsong Conshirtoe Part 1. The Mad Dabsong Part2. Ben Karratt Rides Again Part 3. Pro's and Con's Part 4. Wraiks and Ladders Part 5. Sneaking Out the Bare Quare Part 6. All Sort of Unmentionable Things / Cunning Stunts / CARAVAN
恐らく正しくは「Love Song Concerto(ラヴソング協奏曲)」。
18分と長尺な曲ですが、6つのパートに分かれて聞き手を飽きさせないです。
前半の3つはヴォーカル入りパートで美しくメロウな歌からロック調のノリの良い歌に推移し、
後半の3つはインストゥルメンタルでこちらも落ち着いた曲調から激しいアンサンブルの後半へ
怒涛の展開が素晴らしいです。CARAVANは名曲が多いですが、1、2を争う大傑作ではないでしょうか。

がおり~ ★★★ (2025-05-03 02:19:38)


Live at KK's Steel Mill / MAGNUM

動画が先に流通、その後、音声のみのライブ盤をリリースしてくれた。Hear comes The RainにDVD付きで製品化されたものがあるので、そっちがあれば十分だったりするのだが、まぁ配信となると音声のみはありがたい。

これはトニー・クラーキンの遺作である。彼が最後に残したライブ音源。出来そのものに関して講釈を垂れるつもりはない。もう70代のおじいちゃんが、ここまでロックなステージをやれるのかと感嘆あるのみ。老獪なテクニックを駆使して、歌い上げたボブ・カトレイの温かみのある歌声。

そして地味深きトニー・クラーキンのギターワーク。やはり隠せないブルージーテイスト。彼のルーツたるギターワークを軸にメロディアスなサウンドを展開。その親しみやすいプログレサウンド。染み渡る哀愁のメロディ、その凄みを彼らは熟練工の如き阿吽の呼吸で紡ぎ出します。

お馴染みのギターソロも凄いよ。インプロヴィゼーションも込みでライブならではの臨場感溢れるプレイで魅了。これぞトニー・クラーキン、これがトニー・クラーキンである。彼らのライブの凄さ、それはアルバムをコンスタントに出してきたのと同じ感性で、つまりベストオブな選曲に傾倒しない事に尽きる。

まさに現役バリバリのショーを見せてくれた。ムキになって新作を聴かせるのではない。これが今のマグナムなんだというショーを披露してくれた。SHOW MUST GO ON。もうマグナムの新作出ない現実を受け入れられない複雑な気持ちにさせてくれる名盤である。

これがマグナム。これぞマグナム。メロディアスハードロックの代表的なバンドだった。ルックスが良くないと跳ねないからなぁ。批評家からもプッシュされなかった悲運。まぁ、極東アジアで売れてもね。華麗なカッティング、軽やかなギタープレイは風貌と相まって魔法使いのようだった。

失恋船長 ★★★ (2025-04-15 00:40:35)


In Search of Ancient Gods / ABSOLUTE ELSEWHERE

イギリスのプログレ・バンド(というかキーボードの人のソロ・プロジェクトにゲスト数人)の'76年1stです。
邦題は『古代宇宙人の謎』。宇宙考古学研究家エーリッヒ・フォン・デ二ケンの本を元にしたコンセプト作らしいです。
全部インストで、超絶技巧バトル系ではなく、ほんわかBGM系です。ゆっくりめのゲーム音楽やSF映画のサントラが好きな人にはおすすめ。
はっきりしたメロディのある曲だけじゃなく、アンビエント/効果音的なぼんやりした曲もあるので、そういうのが苦手な人は手を出さない方が良いかも。
フルートも入るので、CAMELが好きな人はとっつきやすいと思います。
あと、ビル・ブラッフォード(今はブルーフォード表記になったらしいですね)が参加している点が売りでしょうか。
このアルバムは、デスメタルバンドのBLOOD INCANTATIONが最新作のタイトルをこのバンドからとった(?)というので興味を持って聴いたのですが、BLOOD INCANTATIONそっちのけで、一時期こればっかり聴きまくっていました。でもこれを聴いてからBLOOD INCANTATIONのアルバムを聴き直したら、向こうもより楽しめるようになったので、Win-Winです。
繰り返し聴いても邪魔にならなくて、アンビエントとして個人的に非常に有用で、末永く付き合っていきたいと思える作品。ごめんなさい、まだサブスクでしか聴いていないけど、後でちゃんと円盤買います。これは人生に必要な1枚です。
郷愁を誘うキーボードの音色と暖かく切ないフルートの調べが別世界に導く1曲目は、特に名曲だと思います。

うにぶ ★★ (2025-03-30 21:08:19)


Life in the Wires / Frost*

2024年発表の5th。大ボリュームの2枚組。既にデビューしてから20年かぁ・・・。
古のゲームミュージックっぽさは健在。最高傑作と言っていいほどのクォリティを誇る。
至福ですヨ、まさに耳が幸せデス。12曲目『Moral and Consequence』は圧巻!
良いヘッドホンが欲しくなるね!ネオ・プログレッシブロックの旗手の生還です!

cri0841 ★★★ (2025-02-26 22:19:38)


MacArthur Park / A Tramp Shining / RICHARD HARRIS
リチャード・ハリスの暖かみに溢れた歌声と、哀愁に満ちたメロディ、
7分の長尺をまるで感じさせないドラマティックな曲展開(中盤の
テンポアップするパートは毎度胸躍ります)が、元祖プログレッシブ・ロック的な
感動も呼び起こす不朽の名曲。様々なアーティストによってカヴァーされてきましたが
やはりこのバージョンは実家のような安心感をもたらしてくれますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-02-12 00:34:03)


A Tramp Shining / RICHARD HARRIS

故リチャード・ハリスの代表作といったら『ハリー・ポッター』シリーズじゃなくて、まず『ワイルド・ギース』であり、あるいは『殺し屋ハリー/華麗なる挑戦』や『ジャガーノート』でしょ!と飲み屋でクダ巻いては鬱陶しがられる今日この頃。70年代英国製アクション映画の顔でもあった御大はシンガーとしての活躍でも知られており、本作はジミー・ウェッブ&レッキング・クルーの全面協力を得て制作、'68年に発表した1stアルバムとなります。
基本は、ビッグ・バンドを従えたリチャード・ハリスが朗々と歌い上げる殆どフランク・シナトラの世界みたいなボーカル・アルバムなのですが、本作を今もって特別な作品足らしめているのが英米において大ヒットを記録、後に様々なアーティストによってカヴァーされることとなる名曲“MACARTHUR PARK”の存在。クラシカルなチェンバロや、シンフォニックなアレンジを施してドラマティックに展開される7分後超えのこの大作に加え、本編各所にプレリュード/インターリュード/ポストリュードを仕込み、曲単位ではなくアルバム全体の流れにも気を配った構成等からは、70年代に隆盛を極めるプログレッシブ・ロックの先駆け的風情も漂ってくるも仕上がりとなっています。
全体としてロック色はそこまで強くなくとも、軽快に躍動する③、女性スキャットをフィーチュアしてRENAISSANCE辺りに通じる魅力を放つ⑧辺りを筆頭に、哀愁のメロディをダンディに歌い上げる、俳優業の片手間仕事とは一線を画すリチャード・ハリスの包容力に満ちた歌声にうっとりしてたら、アルバム1枚聴き終えるのなんてあっという間ですよ。
出来れば2nd『THE YARD WENT ON FOREVER...』の国内盤CD化も是非お願いしたいところであります。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-02-11 01:49:30)


Touch and Go / Emerson, Lake & Powell / EMERSON, LAKE & POWELL
シングルカットされた曲なのだが
とても崇高なサウンドである
ドカーンと鳴らされるドラム
別にコージーだから凄いと大騒ぎしているのではない
4分にも満たないのに威厳に満ちあふれた一曲

失恋船長 ★★★ (2025-02-07 23:08:35)


Touch and Go / Emerson, Lake & Powell / EMERSON, LAKE & POWELL
シングルカットされた曲なのだが
とても崇高なサウンドである
ドカーンと鳴らされるドラム
別にコージーだから凄いと大騒ぎしているのではない
4分にも満たないのに威厳に満ちあふれた一曲

失恋船長 ★★★ (2025-02-07 23:08:35)


Theme from the Burning / The Burning / RICK WAKEMAN
邦題“バーニングのテーマ”を冠してシングル・カットもされている名曲。
ピアノとシンセが奏でる美しくも不穏なメロディに聴き惚れると同時に
実際に映画見ると内容との落差にビックリすること請け合い。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-01-24 08:08:23)


The Burning / RICK WAKEMAN

劇中に登場する殺人鬼を勝手に「バンボロ」と命名したり、真偽不明の「絶叫保険」や「全米27州で上映禁止!」(単に公開規模が小さく上映されなかっただけ)といった過大広告等、東宝東和が仕掛けたハッタリ宣伝の数々でもマニアから愛されるスラッシャー映画『バーニング』公開に合わせて、'82年にリリースされた同作のサントラ盤。
本作の音楽担当は誰あろうリック・ウェイクマン。YES時代はもとより、ソロでも『ヘンリー八世の6人の妻』みたいなアカデミックなコンセプト・アルバムを発表してきた御仁と、トム・サヴィーニが腕を振るったゴア描写ぐらいしか売りがない低予算ホラーに全く繋がりが見出せなかったので最初は同名の別人かと思ったもんでしたが、間違いなくご本人。考えてみりゃ『エクソシスト』の昔から恐怖映画と美旋律は相性が良く、GOBLINは言うに及ばず、キース・エマーソンだってイタホラ『インフェルノ』のサントラとかを手掛けたりしてますもんね。実際、リックが曲作りと演奏に関与し「THE WAKEMAN VARIATIONS」として括られる前半5曲は、いずれもミステリアスかつドラマティックな仕上がりで聴き応えは十分。特に美しくも物悲しい映画のテーマ曲①、少々牧歌的な前半から、テクニカルなKeyを配してスリリングに盛り上がっていく③はグッと来る名曲ですよ。
アルバム後半には劇中で流れる能天気なカントリー・ソングや、曲でも何でもない登場人物の語り(というか怪談話)も含まれていたりするので、彼のソロ作そのものを期待するとやや肩透かしかもしらねど、個人的には映画自体に思い入れがあるので無問題。その辺含めて1枚丸ごと大いに楽しませて頂きました。再発に感謝ですよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-01-23 00:35:35)


Jeanne D'Arc / Destination / ELOY
ジャンル・ダルクをテーマに取り上げた、アルバムのラストを締め括る7分越え大作ナンバー。
大仰な盛り上がりはなく、どちらかといえば淡々と展開していく曲調ながら
美しくも物悲しいメロディや讃美歌を思わす混声コーラスを巧みに用いて
長尺でもダレずに綴りきる手腕にベテランの技前が光ります。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-12-25 07:42:40)


Destination / ELOY

80年代から90年代にかけてのジャーマン・メタル・シーンを語る上で欠かすことの出来ないプロデューサーの一人であるフランク・ボーネマン(Vo、G)が率いたELOY。そのバンド名のインパクトゆえ、音は知らなくても名前は聞き覚えがあるというHR/HMリスナーも多いと噂される彼らが'92年に発表した…何枚目なんだろ?15作目なの?アルバム。
60年代末のジャーマン・ロック黎明期から活動してきた超がつくベテラン・バンドながら、日本盤のリリースとはあまり縁がなかったようで、本作は90年代のジャーマン・メタル・バブルに紛れる形でひっそりとビクターから発売されていました。ほぼフランクのソロ・プロジェクトと化していたこの頃の彼らが聴かせてくれるのは、哀愁のメロディと美しいコーラス・ワーク、時にフルート等をアレンジに用いたドラマティックな曲展開とに彩られたプログレッシブ・ロック・サウンド。7分越えの楽曲が大半を占める大作主義を貫きつつ、ユーロ・プログレ的な取り留めのなさは然程感じられず、しっかりと起承転結を打ち出した仕上がりになっているのは、やはり長らく独産パワー/メタル系作品で腕を振るってきたフランクならではか。本人のVoは線が細くやや頼りないのですが、繊細さがメロディの哀愁味を引き立て、クセのない声質は分厚いハーモニーに程好く溶け込んでいます。エッジの効いたGリフの刻みの上を讃美歌調のコーラスが美しく舞う⑤、ジャンヌ・ダルクの生涯を儚くも荘厳かつ劇的に描写した⑧は、ELOYの真骨頂が堪能できる名曲ではないでしょうか。
他のカタログも聴いてみたくなって「エロイ」「作品」で検索かけてみたんですが、18禁モノばかり引っ掛かってきて全然参考にならないっつー。

火薬バカ一代 ★★ (2024-12-24 00:58:48)