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Tormented (1995年)
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Tormented
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解説 - Tormented
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1. 失恋船長 ★★★ (2025-10-30 05:37:30)

Marcie Freeという項目を作り投稿もしたのですが、それ自体がありません。トホホですね。まぁ消えるわ。わからん。

1995年に突如、マーク・フリーからマーシー・フリーに改名というか性転換というショッキングな情報に驚きを禁じえませんでした。今ほど寛容でもないし理解も乏しい時代。なんたって女性がロックをやるだけでもペケの時代ですからね。そんな超封建的なロック思想の中で、さぞや生きづらい世の中を体感したでしょう。まぁ日本の雑誌偏重などミーハーな人の話なんですけどね。

リリース当時、期待に胸を膨らませスタートさせるも、思いっきりモダンでヘヴィなリフが出てきた途端に一時停止、前作の煌びやかなメロディックサウンドなAOR調の歌モノを勝手に想像していただけに裏切られた感は半端なかった。しばらくは無視していたのですが、完全にソロというよりはUnruly Childの続編ですよね。

そういう耳で聴けば、驚くほどに素直に入ってくる。今聞いてもオープニングナンバーのモダン臭は好きになれないが②以降は持ち直しますからね。マーク時代にリリースした名盤Long Way From Loveとは別もんなんですよね。
今作、リリース後は、ブルータスお前もかと言わんばかりに、モダン的なスタンスに裏切られた感は持った同志も多いのではないでしょうか?

もし、今でもお持ちの方は、マークの逝去の件に関心があれば今一度、手に取ってほしいですね。ロックありバラードありブルースありと、マークだろうがマーシーだろうが関係ないですよ。彼のパワフルな歌声、あのチョイハスキーな歌声が哀切を訴えながら聴き手を強く抱擁してくれますよ。曲調もバラエティ豊か、グランジ/オルタナ全盛の時代によくやったよなぁと褒めたいくらいです。パワフルなマーシーの声には、これくらいのワイルドさが丁度いいです。

購入後、5~6年は寝かしていたアルバム。棚の整理中に見つけ聴き返して評価を改めました。でも1stばかり聴くので、今作を見直したのは数年前ですからね。ゴリゴリの中年、初老ですよ。今でも日々勉強中。メタルの世界は面白い。やめらん。駄作なんて決めつけ切り捨てたらあきませんよ。本当にそう思います。

マーシーの歌を中心としたハードサウンド、1995年という厳しい時代にマーシーは果敢にシーンに殴り込みをかけた。彼女の気概、ロックシンガーとしての矜持を強く感じます。ハードでヘヴィだが歌がメインにあるサウンド、そういうものが好物なマニアにはうってつけの名盤でしょう。

結婚までしたのに、マークは厳しい人生を生きたでしょうね。そしてマーシーになり全てを解放した。このアルバムには、いろんな思いがある。大変だったろうなぁ。マーシー・フリーとなった人生。しかし、ロックシンガーとしての力量、カリスマ性になんら問題はありません。
生まれ変わった姿のライブ映像も見ました。ワタシは受け入れました。願わくば生のステージを見たかったなぁ。無念。
素晴らしい歌い手でした。彼の人生は映画になるよね。



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