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今日の10曲 (失恋船長)
エロスで殺して(ROCK ON) / 孤独の太陽 / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
Center Mass / BANGALORE CHOIR (失恋船長)
Hell, Fire and Damnation / Hell, Fire and Damnation / SAXON (失恋船長)
Meat We're Made of / ANIMALIZE (失恋船長)
/ 孤独の太陽 / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
Child Of The Night / Reckless / RECKLESS (火薬バカ一代)
Nightflight / BUDGIE (失恋船長)
しゃアない節 / 孤独の太陽 / 桑田佳祐 (MK-OVERDRIVE)
Reckless / RECKLESS (火薬バカ一代)


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今日の10曲

『胸キュン/胸熱ロック 145』10選



①Zodiac - Hold On
日本人好みの哀愁のメロディ
この情念のある演歌チックなメロディと西洋音楽の融合
これがジャパニーズメタルなのである
メジャーにはなれなかったが
こういう丁寧なアレンジと構成は好きだ
歌が弱いのも今は気にならない
ウンコNWOBHMを聴き過ぎて耐性が出来ました



②ZODIAC - Magic Mountain Way
再結成以降の紫でも演奏される紫色のロックナンバー
イントロで爆発するロックサウンド
泣きのギターもかましド派手に幕開けです
このダイナミズムが大好き
歌心を大切にしたアレンジも好き
このバンド自体がもっと評価されるべき
再発を望む







③OUTRAGE - Doomsday Machine
今のメタリカよりもロックなアティチュードを堅持しています
原始的な粗暴さ
そして時代を無視することなく研磨された最先端のセンス
その両輪を確立したバンドに敵は見当たらない
映画にオーケストラと共演したりと
頑張っていますね
でもバンドはどうなっているのだろうか?





④THE MOPS - いいじゃないか(御意見無用)
アウトレイジがカヴァーしたことでもメタルファンから認知されましたかね
芸能界の掟にさからい日本のサイケデリックロックの先駆者として海外でもなお上げる
シティポップを買いあさる外国人が急増したように
このバンドものちに海外でマニアから愛された逆輸入減少である
鈴木ひろみつさんって眼鏡かけて冴えないキャラでドラマやクイズ番組に出ていたからね
このイメージは掴めなかったよ
今こそ再考されるべきバンドだろう






⑤Scorpions - Polar Nights
なにかのブートを聴いたとき
頭でウリがやりたい放題ギターを弾いていた
本編に入ってもウリの狂おしいギターサウンドが
楽曲を牽引
このままクラウスが歌ってくれたらねぇ
下手なウリの歌声
でもギターサウンドは最高にクールでテクニカル
情熱的な響きに興奮するが
歌がテンションを下げる
スタジオ版よりもライブが好きかなぁ
ルドルフのサイドギターも素敵




⑥John O'Banion ‎– White Light
何度聞いても興奮する
好きな世界観の映画だが壮大過ぎて
2時間ちょいでは無理だろう
ロードオブザリング並みにやるべきだが
日本にそんな資本力はない
オシャレで洗練されたハードポップサウンド
この透明感のある繊細な歌声も素敵





⑦Whitesnake - Blindman
金の力は実に恐ろしい
暗がりのバーが似合う英国ロックの代表格
この哀愁と泣き
何よりカヴァーデイルは無駄に吠えない
北米マーケットを意識した作風に魂はあるのか?
今のホワイトスネイクはまさに金に目がくらんだ
盲目のバンドだろう
いいメロディとフィーリングだ
演奏も素晴らしい
ブルースベースの英国ロックに酔いしれる




⑧Atsushi Yokozeki Project - More Than Enough
歌うはケリー・ハンセン
エモーショナル歌声とギターは上手く組み合っている
ギターオリエンテッドな作風にならずに
バランスで勝負している
異色のソロアルバムだった
この曲はそんなアルバムを象徴する一曲だろう
十分横関敦のギターに耳が行く







⑨FM - Someday (You'll Come Running)
いいねぇ
この哀愁と力強いロックサウンド
洗練されたサウンド
流石である
いろんなアーティストが手掛けているのだが
FMヴァージョンも素晴らしい
やっぱりメロディアス系は歌が命だな




⑩RIOT - Magic Maker (Tony Moore Vocals)
マーク・リールが死去したあと大量に世に出た未発表音源
ライブは勿論だが
こういうデモも大放出された
タイラントとことハリー・コンクリンヴァージョンは知られているが
トニー・ムーアとのセッションがあったとは驚きである

失恋船長 (2025-09-27 19:28:34)



エロスで殺して(ROCK ON) / 孤独の太陽 / 桑田佳祐
曲調はサザンでも普通に出てくるストレートなシャッフル調ロック。普通じゃないのは桑田が実際にその種のクラブへ足を運んで出来た曲だということです。"honky tonk"や"voodoo"はクラシックロックへのオマージュでしょうが"女王様"は某有名バンドではなくズバリその世界の人。ギターが前面に出てソロ2ndアルバムになる本作中唯一陽性な"サザン的"ロックになりました。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-09-27 09:38:21)



Center Mass / BANGALORE CHOIR

1992年にOn Targetという素晴らしいアルバムでデビュー世界中のメロディアスロックファンを魅了するには十分なインパクトを誇るも、同時期に登場したのがNirvana。しかも同じ週にアルバムをリリースと、こんな不運があるのかね。

まぁ日本ではACCEPTを解散させた張本人みたいなゴシップ系ユーチューバーさながらの陰謀論まで飛び出し二流も二流のアーティストとしての扱いを受ける。この極端な思考には同じ日本人として恥ずかしさを覚える。最近でいうならば芸能人の素人はSNSやるな黙っておけに通ずる感覚だ。確かに素人の行き過ぎた投稿は目に余る。

個人的には、あの世界とは距離を置いているのだが、どうしたって情報は入ってくる。いい歳こいたオジサンが気が狂ったように執拗に付きまとう行為。複数アカウントを駆使し他人になりすまし攻撃するというあの気持ちの悪さ、同じ思いを味わった身としては、チョコプラの松尾さんの気持ちもわかるし、粗品さんの発言は実に的を得ている。永野さんの毒が受けたのは、この炎上を恐れ言いたいことが言えない時代にカウンターアクションをかましたからだ。

このバンドの主役であるデヴィッド・リースの声は実に強いインパクトを与える。唯一無二の個性を持つパワーヴォイス。その歌声がメロディアスロックの中で大きな楔を打ち込み、数多あるバンドの中でも一際光を輝かせている。
リースの芯の強い歌声、そして耳馴染みの好いサウンド、その最強の組み合わせが大衆性を完備したメロディアスロックとして昇華している。

彼の言われなき汚名を雪いであげたいですね。というか今の若い人はそんなエピソードも知らないだろうし、フラットな感覚で聴いてもらえると思います。メジャー感を取り込みつつもロックなエッジを伴ったサウンド。こういう曲にリースの歌声がいかにマッチしているのかを聴いて驚いて貰いたいです。

2枚組後半はライブ音源。初期の曲が入っているので、今作一枚で昔の作品にも興味を持っていただけるでしょう。本編のラストはNazarethの名を一躍世に知らしめたLOVE HURTSをこのバンド風にアレンジ、スローなバラードとしてアプローチしないのもありでしょう。この柔軟さ、何より聴きやすさを求めているアルバムらしいアレンジです。

メロディアスロックの名盤をデビュー作でリリースしたバンドのブランド力。今作も健在です。

失恋船長 ★★★ (2025-09-26 16:22:39)



Hell, Fire and Damnation / Hell, Fire and Damnation / SAXON
アルバムのオープニングナンバーとして近年のうちでは最高傑作でしょう
NWOBHM伝説の男を迎え入れ益々切れ味が鋭くなった
ビフにとっては最高の戦利品だったろう
これでキレがないと言われたからお終いだ
BURNN!にでも書いてあったのだろか
いずれにしろ複数アカウントの世迷言
アンディ・スニープのプロダクションも機能している
オープニングナンバーが弱い曲では困るからね
ドラマティックで濃密なナンバーです

失恋船長 ★★★ (2025-09-26 07:57:06)



Meat We're Made of / ANIMALIZE

美しい女性の生首が皿の上に乗って提供される悪趣味な料理が映し出されるジャケット。ちょっと前からお勧めに上がっているのだが、少し無視をしていた。デスメタル系だったらねぇ。しかしそんな予感は杞憂に終わる。オープニングナンバーからフランス語前回のサムライソング。燃え滾る古典メタルの祭典。英語の曲もあるがフランス語の曲もあり、このあたりが個人的にはツボ。ワールドワイドな活動を視野に入れているから英語なんだろうが、全曲フランス語でもよかった。

リリースは2022年。1stアルバムとなるのだが、ギャロップするビート、往年のメタルバンドのそれを今風に叩き研磨したスタイルながら、まぁ適度に今風のフィルターを通しているのだが目は粗め、なつかしのメタルを現代に再構築している。
NWOTHM群の持つメジャー感、あの煌びやかさよりも、いい意味での古臭さがマニアには押しのポイント。賑やかだし、即効性も十分。なによりテクニック的に難しいことをやっているわけではないから、ストレートにメタルに取り組んでいる。

親しみやすいリフレイン。少々頼りないシンガーの中毒性があり、逆にこの類型的なサウンドの中で個性を発揮している。9曲入りで35分しかないランニングタイムというのも聴きやすさを誘発している。

しかしこの手のバンド特有の欠点がある。それは直ぐに飽きるという点だ。真新しいスタイルではない、キレているのだが馴染みがあるだけに、この手のサウンドに対する熟練度が好悪の判断基準になるだろう。

若い人には是非ともトライしてほしい。黄金に輝く80年代初頭のサウンド。商業ベースになりすぎない尖り、これぞメタルバンドが出す音である。ギターソロもたっぷり用意してくれる。ザクザクと刻まれるリフ、リズム隊の音質など改善点はあるのだが、テンポの速い曲が多いので、速い曲=メタルという図式をもっているマニアには聴きやすいでしょう。

個人的には聴き終わったあと、何を聴いたか印象に残らないという不思議な気持ちになった。好きなタイプの曲が多いのに、これは勢いで見せるホラー映画やアクション映画をみた感覚に似ている。なんとも不思議な体験でしたね。
いや好きなんだけどね。もう古典メタル聴き過ぎたかね。

失恋船長 ★★★ (2025-09-26 07:55:48)



/ 孤独の太陽 / 桑田佳祐
リアルタイムではひたすら暗く悲しいだけという印象でした。にも係らずオリコン4位まで上がった1994年8月リリースのソロ4thシングル。女性に向けた曲なのは分かっても聴くからに軟派な内容ではない、その筈で同年2月に亡くなった母親へのレクイエムであると本人が明言しています。やはり肉親を亡くしてから本当の良さが理解できるのかも。ただのお月見BGMなら他にも適曲が沢山あります。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-09-26 02:50:44)



Child Of The Night / Reckless / RECKLESS
哀愁を帯びたメロディにドラマティックな曲展開という欧州的な要素と
美しいハーモニーや、Keyを生かしたキャッチーなアレンジといった
大陸的な親しみ易さが巧みにブレンドされたアルバムのハイライト・ナンバー。
スティーヴ・マッデンの泣きのGソロもたまらんものがありますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-09-25 23:18:17)



Nightflight / BUDGIE

日本の批評家からは見向きもされずに我が国では絶望的なほどに人気のないバンド。彼らが70年代に残した音源は多くのNWOBHM勢に影響を与え、のちにMetallicaや人間椅子、メイデン等ががカヴァーすることで話題になるも、やはり日本では人気を得られなかった。
昔からブルース色の薄さ、サバスとは違うアプローチでメタリックさをアピール。完全にプロトタイプメタルと呼べるようなサウンドだった。シーンの憂き目にあい徐々に人気を落とす中で起死回生の一撃と呼べるような一枚が今作なのだが、セールス的には伸び悩み残念な結果になるのだが意欲と熱意は十分に伝わる内容で、今作もバンドの歴史に恥じない名盤となっている。

突破力の高いリフと強靭なリズム、その歯切れの良さは彼らの専売特許、展開も凝っており、単純明快なロックとは一味違ったのが彼らの魅力だった。ちょっと甘い性質のシンガー、バーク・シェリーもバンドの個性を付与、荒々しいロックサウンドの中で彼の声はアクセントとなり、キレを増している。

久しぶりに聴いているのだがベースの音もドラムも硬質でNWOBHMに乗り新生代へと着実に切り込んでいる。1982年にはレディング・フェスティバルにも参加、見事にベテラン健在というか貫禄のあるステージで魅了した。

本来はもっとプログレッシブな味わいがあったのだが、それはオープニングナンバーで見せつけるも、それ以外はコンパクトな曲を並べ先見の明を見せつけた。こうして改めて聴くとNWOBHMの風を感じる。その勢いというのか新興勢力を迎え撃つべくベテランが上手くモデルチェンジした。荒々しいサウンドとの親和性、むしろ、俺たちが元祖だと言わんばかりの勢いを感じる。装飾をそぎ落としシェイプされた小細工無用のロックサウンド。パンクムーブメントで苦戦を強いられた時代を乗り越えてカムバックした彼ら、音楽の好し悪しは売上ランキングとは全く関係ありません。

早い段階で北米マーケットを主戦場に選び、英国代表として殴り込みをかけた彼ら、今作には紆余曲折を経てたどり着たバンドとしての意欲をヒシヒシと感じ取れます。なぜ、日本で人気がないのだろう。口惜しや。

失恋船長 ★★★ (2025-09-25 21:15:04)



しゃアない節 / 孤独の太陽 / 桑田佳祐
長閑な印象を受けるカントリー又はBOB DYLAN風フォーク調のアルバム2曲目。しかし歌詞も音楽の大きな比重を占める要素ですよ、特にこの手の一見穏やかな曲では。"時計台""馬鈴薯"の街から"彼の地"へ赴き"武器を持て"と命じられる"兵隊さん"のモノローグ。現代の平和ボケ日本から近隣諸国、時には遠く中東などの情勢を見る際にこの曲を重ね合わせて本当に"しゃアない"のかなと思うのは、結局傍観者の大きなお世話なんでしょうね。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-09-25 01:56:10)



Reckless / RECKLESS

バンド名で検索をかけてもブライアン・アダムスの大ヒット・アルバムばかりが引っ掛かってくる上、北欧やアメリカにも同名のバンドが存在しており検索し辛さに拍車を掛けてきやがります(最近だとRECKLESS LOVEもいて更にややこしい)、女性シンガー、ジャン・メランリンをフロント・パーソンに戴くこのRECKLESSはカナダのオタワ出身の5人組。本作は彼らがEMI RECORDSから'80年に発表した1stアルバム。
邦題こそ『炎の女王』と厳つい感じなれど、アートワークは何だかニューウェーブ系グループっぽいし、バンドもSWEETやCHEAP TRICKに影響を受けて活動をスタートしたと語っているしで、「まぁポップ・ロックでも演っているんだろう」…ってなこちらの一方的な予断は、シャウトしてもどこかクールさ漂わすVo、アタッキーなリズム、切っ先鋭く刻まれるGリフとがパワフルに押し出してくるOPナンバー①が放つハードネスによってあっさり覆されます。続く重量感溢れる②、ライブ映えしそうな③という冒頭3曲を聴いただけでも、本作はNWOBHM勢を引き合いに語りたくなりますよ。それでいて大味になることなく、メロディにはきっちり哀愁とフックが効いているあたりはやはりカナダのバンドなんだなぁと。特にドラマティックな曲展開を引き立てる、バンドのブレインたるスティーヴ・マッデンの紡ぐ泣きのGソロにもグッと来る⑦と、華麗なハーモニーと哀メロのマリアージュが美味な⑨は、RECKLESSの本領が如何なく発揮された名曲じゃないでしょうか。
メタル不毛期といわれた80年代初頭の北アメリカ大陸で花開いた隠れた名盤。ちなみに北欧とアメリカ(LA)のRECKLESSのアルバムも結構お薦めだったりします。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-09-25 00:56:25)